

「海外の友達とトランプで遊ぶことになった!」
そんなとき、「神経衰弱しよう」「大富豪やろう」って英語でパッと言えますか?
実は、日本語のゲーム名と英語名では全く違う表現をするものがたくさんあります。

さらに言えば、そもそも「トランプしよう!」を “Let’s play trump!” と言うと通じません…!
今回は、知っていると絶対に盛り上がる定番トランプゲームの英語名と、プレイ中にそのまま使える超実践的な英会話フレーズをまとめてご紹介します!
⚠️ そもそも「トランプ」は英語じゃない!?

まず最初に知っておきたいのが、英語の “trump” という単語の意味。
実は英語で “trump” と言うと「切り札」という意味になってしまい、カードそのものは指しません。
トランプ(カード)は英語で playing cards、または単に cards と言います。
- ❌ Let’s play trump!
- ⭕ Let’s play cards!(トランプしよう!)
ちなみに、トランプ「1セット(1箱)」は a deck of cards(ア・デッキ・オブ・カーズ)と数えるのもポイントです!
ネイティブスピーカーが会話の中で “Trump” という単語(頭文字が大文字の固有名詞、または文頭の Trump)を聞いた場合、まず第一にドナルド・トランプ元大統領(Donald Trump)をイメージすることが圧倒的に多いです。
ですが、文脈や文法によってネイティブの頭の中での受け取り方は少し変わってきます。面白いポイントをいくつか整理しました!
1. プレーンに “Trump” と言うと大統領が浮かぶ理由
- 固有名詞としてのインパクトニュースやSNSで毎日レベルで「Trump」という名前が飛び交っているため、現代の英語圏では単語として大統領のイメージが強烈に定着しています。
- カードそのものは “trump” と呼ばない日本語で言う「トランプ(カードゲーム)」は英語で playing cards や cards です。そのため、ゲームのカードを指して “trump” と言う発想自体が英語圏にはありません。
2. 実は英語の “trump” には本来の意味(一般動詞・名詞)がある
大統領の名前になる前から、英語の dictionary(辞書)には trump という単語が存在していました。
① 名詞:切り札(トランプ柄の切り札)
カードゲーム(ブリッジやポーカーの変形など)で「一番強いカード(切り札)」のことを trump(または trump card)と呼びます。
② 動詞:〜を上回る、打ち負かす、切り札を出す
「切り札を出して相手を負かす」ことから転じて、日常会話やビジネスでも使われます。
- Love trumps hate.(愛は憎しみに勝る)
- Quality trumps quantity.(質は量に勝る)
※ちなみに、トランプ前大統領のファミリーネーム(姓)も、もともとはこの「切り札」を意味する古い言葉に由来しています。
3. なぜ日本ではカードを「トランプ」と呼ぶようになったのか?
明治時代に外国人(一説には明治初期の外国人居留地など)がカードゲームをしている際、「切り札(Trump!)」と叫びながらカードを出していたのを見た日本人が、「あのカードゲーム(道具)そのものの名前がトランプなんだ!」と勘違いして定着したと言われています。
ポイント
- 英語でいきなり “Trump” と言えば 👉 ほぼ100% 大統領(またはトランプファミリー)
- カードゲームの文脈で “trump” と言えば 👉 「切り札」
- トランプ(カード)そのものを言いたい時は 👉 “cards” または “playing cards”
定番トランプゲームの英語名

日本語でおなじみのあのゲーム、英語ではこんなユニークな名前で呼ばれています!
🃏 神経衰弱 = Memory / Concentration
日本語の「神経衰弱」は少し大げさな名前ですが、英語ではMemory(記憶)やConcentration(集中)と非常にストレート。
記憶力と集中力が試されるゲームだからですね!
🃏 大富豪(大貧民) = President / Asshole
勝者が「President(社長・大統領)」、敗者が「Asshole(下層階級・スラング)」という階級社会がそのままゲーム名になっています。
※フォーマルな場や市販されているカードゲームでは Scum や Capitalism と呼ばれることもあります。
🃏 ババ抜き = Old Maid
「Old Maid」とは直訳すると「独身の年配女性(おばさん)」という意味。
昔のヨーロッパで、ジョーカーの代わりに「Q(クイーン)」を1枚抜いて遊んでいた名残からこの名前がついています。
🃏 ジジ抜き = Old Bachelor
ババ抜きに対して、ランダムに1枚抜くスタイルは「Old Bachelor(独身男性)」と呼ばれます。
🃏 七並べ = Sevens / Fan Tan
シンプルに数字の「7」を意味する Sevens と呼ばれるのが最も一般的です。
そのまま通じる!世界共通のゲーム

名前が変わらないゲームもいくつかあります。
- ポーカー = Poker
- ブラックジャック = Blackjack / Twenty-One
- ページワン = Page One(カードゲーム「UNO」の原型)
🗣️ これでバッチリ!プレイ中に使える英会話フレーズ

ゲーム名を知っているだけでなく、実際にカードを使って遊ぶときに使えるフレーズも覚えておくと、一気にゲームが盛り上がります!ゲーム中に「一言」添えるだけで、場がグッと盛り上がる実践的なフレーズを集めました!
1. ゲーム準備・配る時のフレーズ
- Who deals?(誰が配る?)
- Shuffle the cartds (カードを切る・シャッフルする)
- Deal the cards. (みんなにカードを配る)
- Cut the deck.(山札を半々に分けて順番を入れ替えて/カットして。)
- Give each person 5 cards.(一人5枚ずつ配って。)
- We’re missing a card.(カードが1枚足りないよ。)
2. 進行・自分の順番でのフレーズ
- Are you ready? / Ready to start?(準備はいい? / 始めるよー!)
- Whose turn is it?(次、誰の番だっけ?)
- It’s up to you.(君次第だよ / 君の決断待ちだよ。)
- Hold on, let me think.(ちょっと待って、考えさせて。)
- Reverse! / Skip!(逆回り! / スキップ!)
- Pass. (パスする)
- Draw a card. (1枚カードを引く)
3. リアクション・駆け引きで使えるフレーズ(ここが盛り上がる!)
- Nice move!(いい手だね! / ナイスプレイ!)
- Don’t look!(見ないで!)
- Are you bluffing?(ハタリかけてる? / ブラフ言ってる?)
- No peeking!(カンニング禁止! / チラ見しないで!)
- You got lucky!(運が良かったね!)
- I have a good hand.(いい手札が揃ってるよ。)※手札は “hand” と言います。
- I have a terrible hand…(手札が最悪だ…)
4. 勝ち負け・ゲーム終了時のフレーズ
- I win! / You win!(勝ち! / 君の勝ち!)
- One more round?(もう1回やる?)
- Last game!(これでラストにしよう!)
- Good game! (GG)(いい勝負だったね!)
- Rematch!(再戦だ! / もう一回勝負!)

手札のことを英語で hand、山札のことを deck または draw pile(引き札の山)、捨て札の山を discard pile と言います。この名詞を押さえておくと、ルールの説明や指示が英語で一気に伝えやすくなります!
まとめ:カードゲームは最高の英語コミュニケーションツール!
語学学校や旅先のアタッチメント(交流)において、トランプなどのカードゲームは言語の壁を越えて一気に仲良くなれる最高のツールです。
「Let’s play cards!」の一言から、ぜひ海外の友人たちと盛り上がってみてくださいね!

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