【映画で英語学習】『ラスベガスをぶっつぶせ』で学ぶ使える英語表現13選!

はじめに

映画を楽しみながら英語を勉強したい人におすすめしたい作品が、2008年公開の映画『ラスベガスをぶっつぶせ』です。

原題は『21』。数学の才能を持つMITの学生たちが、ブラックジャックのカードを数える「カードカウンティング」を使い、ラスベガスのカジノに挑む物語です。

主人公のベンは、ハーバード大学医学部の学費を用意するため、数学教授が率いるブラックジャックチームに参加します。数学、心理戦、友情、恋愛など、さまざまな要素が詰まったスピード感のある作品です。

今回は、『ラスベガスをぶっつぶせ』に登場する短い英語表現を取り上げながら、意味や使い方を解説します。

向上委員長
向上委員長

※この記事では著作権に配慮し、映画の長いセリフや会話をそのまま掲載せず、英語学習に役立つ短い表現のみを紹介しています。

『ラスベガスをぶっつぶせ』が英語学習におすすめの理由

この映画には、大学での会話、友人同士の会話、チームでの指示、カジノでのやり取りなど、さまざまな場面が登場します。

難しい数学用語も出てきますが、日常会話で使える短い表現も少なくありません。

特に、次のような英語を学びたい人におすすめです。

  • 友人同士で使うカジュアルな英語
  • 誰かを誘ったり、返事をしたりする表現
  • 挑戦や成功について話す表現
  • アメリカ英語の自然なスピードや発音
  • 短くてテンポのよい会話

それでは、映画に登場する表現を見ていきましょう。

1.You in?

意味:参加する?/やる?

「You in?」は、相手をグループや計画に誘うときに使われるカジュアルな表現です。

省略しない形では、次のようになります。

Are you in?

直訳すると「あなたは中にいますか?」ですが、会話では「参加する?」「一緒にやる?」という意味になります。

例文

We’re going to play basketball after school. You in?
放課後、バスケットボールをするんだ。参加する?

We’re planning a trip to Kyoto. Are you in?
京都旅行を計画しているんだけど、参加する?

友達同士の会話では、最初のAreを省略して「You in?」と言うことがあります。

2.I’m in.

意味:参加します/やります

「You in?」と聞かれたときの答えとして使えるのが「I’m in.」です。

「その中にいる」という意味から、「その計画に参加する」「仲間に加わる」という意味になります。

例文

“Do you want to join our project?” “I’m in.”
「私たちのプロジェクトに参加しない?」「参加するよ」

If everyone agrees, I’m in.
みんなが賛成するなら、私も参加します。

反対に、参加したくない場合は、次のように言えます。

I’m out.
私はやめておきます。/私は抜けます。

「I’m in.」と「I’m out.」をセットで覚えておくと便利です。

3.Take on

意味:引き受ける/挑戦する/相手にする

「take on」には複数の意味がありますが、この映画のような挑戦をテーマにした物語では、「難しい仕事や相手に挑む」というニュアンスで理解できます。

単に「やってみる」だけでなく、責任やリスクを伴うことに挑戦するときに使われます。

例文

She decided to take on a new challenge.
彼女は新しい挑戦に取り組むことを決めました。

Our team will take on the champions next week.
私たちのチームは来週、チャンピオンチームと対戦します。

I can’t take on any more work right now.
今はこれ以上仕事を引き受けられません。

「挑戦する」「対戦する」「仕事を引き受ける」など、文脈によって日本語訳が変化する表現です。

4.Show up

意味:現れる/姿を見せる/参加する

「show up」は、約束の場所やイベントなどに「現れる」という意味の句動詞です。

日常会話では「come」よりもカジュアルなニュアンスで使われることがあります。

例文

He didn’t show up for class today.
彼は今日、授業に来ませんでした。

What time should I show up?
何時に行けばいいですか?

Only five people showed up at the meeting.
会議には5人しか来ませんでした。

「show up for+行事・仕事」の形もよく使われます。

show up for work
仕事に来る

show up for practice
練習に参加する

5.Give up

意味:諦める/手放す

「give up」は、「諦める」という意味でよく知られています。

しかし、何かを得るために別のものを「手放す」「犠牲にする」という意味でも使われます。主人公のベンのように、目標のために多くの時間や楽しみを犠牲にしてきた人について話すときにも使える表現です。

例文

Don’t give up on your dream.
夢を諦めないでください。

I gave up playing video games before the exam.
私は試験前にゲームをするのをやめました。

She gave up her free time to help the team.
彼女はチームを助けるために自分の自由時間を犠牲にしました。

「give up+名詞」または「give up+動名詞」の形で使います。

× give up to study English
○ give up studying English

「英語の勉強を諦める」は「give up studying English」となります。

6.What’s the point?

意味:何の意味があるの?/何のためにするの?

「What’s the point?」は、ある行動の目的や価値について疑問を示す表現です。

「そんなことをして何になるの?」という、少し否定的な気持ちを含むことがあります。

例文

What’s the point of arguing about it?
そのことで言い争って何の意味があるの?

What’s the point of having money if you never use it?
まったく使わないのなら、お金を持っている意味があるのでしょうか?

There’s no point in worrying about the past.
過去のことを心配しても意味がありません。

関連表現として、次の形も覚えておきましょう。

There is no point in ~ing.
~しても意味がない。

例:

There is no point in giving up now.
今、諦めても意味がありません。

7.Walk away

意味:立ち去る/手を引く

「walk away」は、文字どおりには「歩いて立ち去る」という意味です。

ただし、問題や取引、勝負などから「手を引く」「関係を断つ」という比喩的な意味でも使われます。

特に、大きな利益や損失が動くカジノを舞台にした作品では重要な表現です。

例文

Sometimes you need to walk away.
ときには手を引く必要があります。

He walked away from the deal.
彼はその取引から手を引きました。

She walked away without saying anything.
彼女は何も言わずに立ち去りました。

「walk away from+名詞」の形にすると、「~から手を引く」「~を捨てて離れる」という意味になります。

8.Lose count

意味:数が分からなくなる/途中で数を忘れる

「lose count」は、数えている途中で、現在の数が分からなくなることを表します。

カードの数字を正確に把握し続ける必要があるこの映画にぴったりの表現です。

例文

I lost count after twenty.
20を過ぎたところで、数が分からなくなりました。

I’ve lost count of how many times I watched this movie.
この映画を何回見たか、もう分かりません。

I lost count of the number of mistakes I made.
自分が何回間違えたか分からなくなりました。

「何回したか分からない」と言いたいときにも便利です。

I’ve lost count of how many times ~.
何回~したか、もう分からない。

9.The stakes are high.

意味:失敗したときのリスクが大きい

「stake」には、賭け金や、勝負にかかっているものという意味があります。

「The stakes are high.」は、賭け金が高いという意味だけでなく、「成功するか失敗するかで大きな違いが生まれる」「非常に重要な状況だ」という意味でも使われます。

例文

The stakes are high in this competition.
この大会は非常に重要な勝負です。

We can’t make a mistake because the stakes are high.
リスクが大きいため、私たちは失敗できません。

With so much money involved, the stakes were very high.
大金が関係していたため、非常にリスクの高い状況でした。

カジノだけでなく、仕事、試験、スポーツ、交渉などについても使える表現です。

10.Winner, winner, chicken dinner!

意味:やった!/大当たり!

この作品を象徴する、リズムのよい表現です。

勝負に勝ったときや、予想が当たったときなどに、喜びを表すフレーズとして使われます。文法どおりに直訳するよりも、「やった!」「大当たり!」と理解するのが自然です。

韻を踏んでいるため、英語らしいリズムを楽しめます。

winnerとdinnerの語尾が似ているところにも注目して発音してみましょう。

オリジナル会話例

A: Did you win the game?
試合に勝ったの?

B: Yes! Winner, winner, chicken dinner!
うん!やったね!

少し冗談っぽい、くだけた表現なので、ビジネスのようなフォーマルな場面よりも、友達との会話に向いています。

11.Make it count

意味:無駄にしない/価値のあるものにする

「make it count」は、機会や時間などを無駄にせず、「価値のあるものにする」「意味のあるものにする」という表現です。

ここでの「count」は「数える」ではなく、「重要である」「価値がある」という意味で使われています。

映画のように、限られたチャンスの中で結果を出さなければならない場面にぴったりの表現です。

例文

This is our only chance, so let’s make it count.
これが唯一のチャンスだから、無駄にしないようにしよう。

We only have ten minutes. Let’s make them count.
10分しかありません。その時間を有効に使いましょう。

If you’re going to take the test, make it count.
その試験を受けるのなら、しっかり結果につなげましょう。

「it」が表すものが複数の場合は、「make them count」のように「them」を使います。

Make every day count.
一日一日を大切にしよう。

この表現は、勉強や仕事、スポーツなど、さまざまな場面で使えます。

12.Cut someone in

意味:人を仲間に入れる/利益の一部を分ける

「cut someone in」は、計画や取引に人を参加させたり、得られた利益の一部をその人に分けたりする表現です。

「someone」の部分には、参加させる人を表す目的格が入ります。

  • cut me in:私を仲間に入れる
  • cut him in:彼を仲間に入れる
  • cut her in:彼女を仲間に入れる
  • cut them in:彼らを仲間に入れる

映画のように、チームで協力して利益を得る物語では、特に理解しておきたい表現です。

例文

If the plan works, we’ll cut you in.
計画がうまくいったら、あなたにも利益を分けます。

They cut him in on the deal.
彼らはその取引に彼を参加させました。

Why didn’t you cut me in?
どうして私を仲間に入れてくれなかったの?

何に参加させるかを示す場合は、次の形が使われます。

cut someone in on something
人を何かに参加させる

Can you cut me in on the project?
私もそのプロジェクトに参加させてくれませんか?

なお、「cut in」だけの場合は「会話に割り込む」「列に割り込む」という別の意味になることがあります。

Sorry to cut in, but I have a question.
話の途中ですみませんが、質問があります。

「cut someone in」と「cut in」では意味が異なるので注意しましょう。

13.Play the odds

意味:確率を考えて行動する/勝算に賭ける

「odds」は、あることが起こる可能性や確率、勝算を表す言葉です。

「play the odds」は、感覚だけで決めるのではなく、成功する確率を考えたうえで行動することを意味します。

日本語では、文脈に応じて「確率を読む」「勝算に賭ける」「可能性を考えて行動する」などと訳せます。

数学と確率を使ってブラックジャックに挑む『ラスベガスをぶっつぶせ』を象徴するような表現です。

例文

Good players know how to play the odds.
優れたプレイヤーは、確率を考えて勝負する方法を知っています。

We can’t be certain, so we have to play the odds.
確実なことは分からないので、可能性を考えて行動しなければなりません。

She played the odds and took the safer option.
彼女は確率を考え、より安全な選択肢を選びました。

「odds」を使った次の表現も覚えておくと便利です。

What are the odds?
その可能性はどのくらい?/こんな偶然ってある?

The odds are in our favor.
私たちに勝算があります。

The odds are against us.
私たちには不利な状況です。

「play the odds」は、単に無謀な賭けをするのではなく、成功と失敗の可能性を考えて判断するニュアンスを持っています。

映画を使ったおすすめの英語学習方法

映画を一度見ただけで、すべての英語を聞き取るのは簡単ではありません。

最初から完璧を目指さず、次の順番で学習するのがおすすめです。

1回目:日本語字幕で物語を楽しむ

まずは日本語字幕を使い、登場人物や物語の流れを理解します。

この段階では英語をすべて聞き取ろうとせず、映画そのものを楽しみましょう。

2回目:英語字幕で確認する

次は英語字幕に切り替えます。

聞き取れなかった部分や、気になった表現を字幕で確認しましょう。すべての単語を調べる必要はありません。

日常生活でも使えそうな短い表現を、3~5個程度選ぶのがおすすめです。

3回目:短い表現をまねして発音する

登場人物が話した直後に一時停止し、声に出してまねします。

例えば、次のような短い表現なら練習しやすいでしょう。

  • You in?
  • I’m in.
  • What’s the point?
  • Don’t give up.
  • Walk away.

発音だけでなく、話すスピード、声の強弱、表情までまねすると、より自然な英語に近づけます。

4回目:オリジナルの英文を作る

覚えた表現を、自分の生活に置き換えて使ってみましょう。

例えば「I’m in.」を覚えた場合は、次のような会話を作れます。

A: We’re going to watch a movie tonight. You in?
今夜、映画を見るんだけど、参加する?

B: Sure. I’m in.
もちろん。参加するよ。

映画のセリフを暗記するだけでなく、自分の場面に置き換えることで、実際の英会話でも使いやすくなります。

English Phrase Master – ラスベガスをぶっつぶせ編
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まとめ

『ラスベガスをぶっつぶせ』は、数学の才能を持つ学生たちがラスベガスのカジノに挑む、スピード感のある作品です。

カジノに関する専門的な言葉だけでなく、次のような日常会話で使える表現も学べます。

  • You in?:参加する?
  • I’m in.:参加します
  • take on:挑戦する・引き受ける
  • show up:現れる・参加する
  • give up:諦める・手放す
  • What’s the point?:何の意味があるの?
  • walk away:立ち去る・手を引く
  • lose count:数が分からなくなる
  • The stakes are high.:リスクが大きい
  • Winner, winner, chicken dinner!:やった!・大当たり!

映画を使った英語学習で大切なのは、すべてを理解しようとしないことです。

まずは、気になった短い表現を一つ選んでみてください。そして、声に出し、自分のオリジナル英文を作ってみましょう。

楽しみながら繰り返すことが、英語力向上への近道です。

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