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はじめに

向上委員長
この記事では、over と above のイメージや使い方の違いを、できるだけ分かりやすく説明しますね。両方とも「〜の上に」という意味を持ちますが、それぞれのニュアンスが違います。正しく理解して、使えるようにマスターしていきましょう!
基本イメージ
over
- コアのイメージは 「覆いかぶさる・越える・移動する」
- 「上にあって覆う」や「何かを越えて行く」感覚を含みます。
- 動きがある場合にもよく使われます。
例:
- The plane flew over the city.(飛行機が街の上を飛んだ)
→ 街の上を通過している感じ。 - There’s a bridge over the river.(川に架かる橋)
→ 川を覆って渡している。
above
- コアのイメージは 「単に上の位置」
- 距離や位置関係にフォーカスしていて、覆う・動くといった意味はない。
- 静的な状態で「より高い位置にある」場合に多い。
例:
- The picture is hanging above the fireplace.(暖炉の上の方に絵が掛かっている)
→ ただ位置が上なだけ。 - The mountain is 2,000 meters above sea level.(標高2,000m)
→ 位置的に高いことを示す。
違いをイメージで見る
| over | above | |
|---|---|---|
| 意味の中心 | 覆いかぶさる・越える・移動 | 単に高い位置 |
| 動き | あり得る(飛ぶ・越える) | ほぼ静的 |
| 距離感 | 近め(覆いのイメージ) | 離れている場合も多い |
| 例 | over the table(テーブルの上に覆うように) | above the table(テーブルより上の方) |
例文比較
- There is a lamp over the table.
→ テーブルの真上にランプが吊るされ、光でテーブルを覆うイメージ。 - There is a clock above the table.
→ テーブルから少し離れた高い位置に時計がある。
覚え方
- over:動き・覆い・通過 → “動的な上”
- above:静止・位置・高さ → “静的な上”

向上委員長
このイラストが over と above の位置関係を図解したものです。このイラストを見れば、感覚的に違いがつかみやすくなると思います。「真上」なのか、「単に上の位置」なのかというイメージの違いがありますね。

- over(ランプ) → 真上にあり、覆いかぶさるような位置
- above(時計) → 位置的に上だが、覆う感じはなく離れている

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最後に
前置詞は単語ごとに意味で覚えるよりも、前置詞ごとのイメージで覚えると英語力が向上します!まずは、よく使う表現から練習していき、「この場面ではover」「この場合はabove」となればバッチリですね!皆様の英語力向上に貢献できれば幸いです。最後までご一読ありがとうございました。


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