英文法 Grammar

なぜ英文法が大切かー小さなミスでも大きな意味の違いが!?ー

基本的に英語学習において、4技能(speaking, writing, listening, reading)という言葉を聞くのが一般的です。そして、その4技能のベースになるのが語彙力vocabularyと文法grammarではないかと個人的には感じています。

「英語の文法が難しい」「ルールが多い」など、英語の勉強においてつまずく第一関門が文法かもしれません。

しかし文法こそ楽しく勉強するべきだ!というのが私の考えです。なぜなら、小さな違いでも大きく異なる意味になるのが英文法の面白さであり、恐ろしさでもあるからです。

ここでは英語の文法を通じて、英語を勉強する楽しさを追求していきたいと思っています。しっかり重要ポイントをおさえながら、英語学習に取り組むみなさまのお役に立てればと思います。

やる気なさ子
やる気なさ子

「文法」と聞くだけで難しそう!ってなります。もぉすでに嫌です。笑

やる気ある男
やる気ある男

学生時代、学校や塾では文法はしっかり勉強したつもりです。それを使って喋れるようになったかと言われると、答えはNoですが…。

【超短期集中プログラム】あなただけの英語学習ロードマップご提案!

【意外に難問!?】文法4択クイズ

ここでクイズです。①〜④の中に野蛮人がいるかもしれません。さて、どれでしょうか。

①〜④の英語ですが、どれが正しい英語か、迷った経験はありませんか?「私は犬が好きです。」というシンプルな英語表現ですが、1つ違うだけで意味がまったく違ってしまいます。

さて、①はdogは数えられるからaが必要?と考えるかもしれません。②は冠詞がついていないパターンですが、英語としては合っているような…。③はdogに複数のsが付いた形。④はtheが付いていますが、theを付ける時ってどんな時?と思うかもしれません。

文法4択クイズの正解は!?

向上委員長
向上委員長

さて、気になる正解は!

正解は②の”I like dog.”でした。解説は以下の通り。

①から見ていきましょう。a「ひとつの」には「数多くの中から、なんでもいいから1つの…」のようなニュアンスで使うイメージがあります。I like a dog. というと、数多く種類のある犬の中で、どれでもいいから1匹好きです。という不自然に聞こえます。

②はaやtheが付いていないdogを使った英文です。I like dog.というところのdogは「犬の肉」を指しますので、犬の肉が好きです!という一般的に犬を食べない人間界に、突如現れた犬を食べるモンスターが出現することになります。

③はdogsと複数形で表、一般的にどの種類の犬も好きです。という感じです。

④は様々な動物がいる中で、犬を指すthe。「犬が好きです」という意味です。

名詞の複数形をマスターせよ!

名詞にも「可算名詞」「不可算名詞」、「単数名詞」「複数名詞」など、覚えることが多く、英語をアウトプットするときに、使い方に戸惑うことがあるかもしれません。ここでは名詞の重要ポイントをおさえながら、楽しく知識をつけていきたいと思います。

可算名詞と不可算名詞

英語の面白いところは、英語ではある名詞が可算と不可算のどちらか片方のみでしか使えないとは限りません。むしろ、英語の名詞のほとんどが、場合によって可算と不可算のどちらでも使われます。

やる気ある男
やる気ある男

不可算名詞だからと言って、絶対”a” がつかないとは限らないんですね!知りませんでした!

英文法完全マスター!オススメの参考書はコレ!

グラマラス先生
グラマラス先生

中学校で学習する文法で、日常英会話はほぼマスターできます。超おススメの参考書があるので、是非手に取ってみてください。

【英文法はこの1冊でOK!?】英文法の決定版参考書!

わかるをつくる 中学英語 (パーフェクトコース参考書)

この参考書にも「完成問題」的なページが各英文法ごとに用意されています。この参考書だけで日常英会話はほぼ問題なし!というほど完璧!かつ分かりやすく書かれています。私自身昔から愛用しています。

改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本

中学・高校6年分の英語が10日間で身につく本

最後に

「私は犬が好きです」という英文のクイズを参考に、英文法を学ぶ大切さが伝わったでしょうか。今回の例に限らず、文法のミスによって伝えたいニュアンスが大きく違ってしまうことが多くあります。英文法を学ぶことで、しっかり自分の伝えたいことを伝えられるよう、勉強していきましょう。

タイトルとURLをコピーしました