はじめに
英語力向上において、「可算名詞」と「不可算名詞」に苦労している人も多いかと思います。”a”をセットで言うのか、複数形の”s”を使うのか。日本人英語学習者にとって永遠の課題にも思われます。この課題をクイズ形式で楽しんで取り組もうと考えたのが「【複数形クイズ!】可算名詞はどれ!?」です。肩の力を抜いて、楽に見て頂ければ幸いです。
可算名詞とは?
1つ2つと数えられるものを指す名詞のことを言います。英語では”countable noun”と言います。英語の辞書には、この”countable”の略で”C”の記号が付けられています。ザックリ言うと「モノ」として形がイメージできる場合、可算名詞が多いです。
不可算名詞とは?
抽象的な概念や質の名前のように、直接的に数えられないものを指す名詞を言います。英語では”uncountable noun”と言います。液体、粉、ガスなど、小さすぎたり形がないものは、不可算名詞であることが多いです。
【複数形クイズ】可算名詞はどれ?1ー英語上級者への道のりー
それでは第1問です!
選択肢の中には唯一可算名詞が1つだけあります。残りの3つは不可算名詞です。
早速見ていきましょう!
(1)は”tea”です。「お茶」で日本語としても定着している単語です。日本では「1杯、2杯…」と数えますが、英語では可算名詞でしょうか?それとも不可算名詞でしょうか?
(2)は”reasearch”です。「研究」の意味で「リサーチ」も日本語としても使います。「1件2件…」と数えそうですが、英語ではどうでしょうか?
(3)は”rice”の「お米」です。「カレーライス」「チキンライス」など、日本語としても使います。日本では「1合2合…」と数えますが、英語も同じように数えるのでしょうか?
(4)は”family”です。「家族」は「1世帯2世帯…」と数える感覚ですが、英語ではどうでしょうか?
【複数形クイズ】可算名詞はどれ?1ー解答&解説ー
それでは解答&解説を見ていきましょう。
まずは気になる正解から!
唯一の可算名詞はこちら!
正解は”family”が可算名詞でした!
解説は次の通り!
(1) の”tea”は不可算名詞です。基本数えられない名詞なので”a cup of tea”などの使い方がフォーマルです。
(2) の”research”も不可算名詞です。「研究する」は”do research”と言います。
(3) の”rice”も不可算名詞です。
(4) の”family”が可算名詞です。”in many families”で「多くの家庭で」、”Many families were invited to the party.”で「たくさんの家族がそのパーティに招待された」となります。
可算名詞について
可算名詞は1つ、2つと数字を使って数えます。よって単数形と複数形を区別して相手に伝えます。単数形で「1つの〜」「1人の〜」と言いたいときは、”a” や “an”を用います。また「2つ以上の〜」「たくさんの〜」と言いたい場合は”s”をつけたり形を変えたりして、名詞を複数形にします。
“s”でも”es”でも、どっちでも良い名詞があります。複数形クイズ6も是非お楽しみ下さい。
そのまま”s”を付けるパターンでいいの!?という発見もあります。複数形クイズ7も是非ご一読頂ければ幸いです。
不可算名詞について
不可算名詞には基本、複数形はありません。つまり”s”をつけたり形を変えたりはしません。また基本的にはa/anも使いませんが、例外もたくさんあるようです。量を表す時には a lot of / some/ muchなどを使います。
可算名詞と不可算名詞のクイズもいくつかありますので、是非ご一読下さい!【複数形クイズ!】可算名詞・不可算名詞はどれ!?はこちらからお楽しみ下さい。
単数と複数は相手に伝えるイメージに大きく影響します。【複数形クイズ】可算名詞・不可算名詞はどれ?4も是非ご一読下さい。
【複数形クイズ】可算名詞はどれ?2ー英語上級者への道のりー
それでは第2問です!
今回も唯一の可算名詞が1つだけ選択肢にあります。
さっそく考えていきましょう!
(1) は”insurance”です。「保険」の意味です。契約件数を指す場合は「1件」「2口」と数えますが、英語でも同じように数えるのでしょうか?
(2) は”policy”です。「方針」の意味ですが、英語の”policy”は可算名詞でしょうか?それとも府可算名詞でしょうか?
(3) は”answer”です。「答え」は「1つ2つ」と数えそうですが、可算名詞か不可算名詞かと問われると、自信をもって答えられますか?
(4) は”equipment”です。「装置」の意味で「1台2台」と数えそうですが、果たして可算名詞でしょうか?それとも不可算名詞でしょうか?
【複数形クイズ】可算名詞はどれ?2ー解答&解説ー
それでは解答&解説を見ていきましょう。
まずは気になる正解から!
唯一の可算名詞はこちら!
正解は(3)の”answer”でした!解説は以下の通り!
(1) の”insurance”は不可算名詞です。英語では数えられない名詞として基本は使います。
(2) の”policy”も不可算名詞です。
(3) の”answer”が数えられる名詞でした。これは英語でも”an answer”, “two answers”となります。
(4) の”equipment”は意外にも不可算名詞です。「1台2台」と数えそうですが、「1つ」を言う”a”も複数を表す”s”も一緒には使いません。
可算名詞と不可算名詞について
さて、クイズを2問お楽しみ頂きましたが、英語の面白いところは、英語ではある名詞が可算と不可算のどちらか片方のみでしか使えないとは限りません。むしろ、英語の名詞のほとんどが、場合によって可算と不可算のどちらでも使われます。
単数と複数を使い分ける感覚を養う!
単数形の名詞の前に使う”a”「1つの〜」にも、複数形にして使う名詞にも、大きな意味があります。その感覚を養うためには多くのインプットとアウトプットを繰り返しながら、特にアウトプットではフェードバックも重要になります。是非オンライン英会話を活用したり、日記添削をしてもらったりして、英語力を向上させましょう!
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最後に
いかがだったでしょうか。【複数形クイズ】可算名詞はどれ?はお楽しみ頂けたでしょうか?
今後も可算名詞と不不可算名詞の違いや、連想されるイメージなどをお伝えしながら、英語力向上を目指す皆様のお役に立つことができれば幸いです。最後までご一読ありがとうございました。
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