はじめに
比較級・最上級を勉強する時に、er/estをつけるパターンとmore/mostを使うパターンを迷う場面がでてきたことはありませんか?”more”の方が言いやすかったり、”er”をつけるって習ったよな。。。とよぎったりして、自信をもって英語にできない。。。なんてことがないように、痒い所に手が届くような内容になっていると思います。是非、比較級・最上級の知識を深めて、英語力向上を目指してください。
er/estとmore/mostの使い分け
er/estとmore/mostの使い分けは、基本的には次のルールに基づきます。
1. 単語の音節数
- 1音節の形容詞・副詞: 通常、
-er
と-est
を使います。 - 例:
- tall → taller (比較級), tallest (最上級)
- fast → faster (比較級), fastest (最上級)
- 2音節以上の形容詞・副詞: 通常、
more
やmost
を使います。 - 例:
- careful → more careful (比較級), most careful (最上級)
- interesting → more interesting (比較級), most interesting (最上級)
2. -yで終わる2音節の形容詞
-y
で終わる2音節の形容詞の場合は、-er
と-est
を使います。y
がi
に変わります。- 例:
- happy → happier (比較級), happiest (最上級)
- busy → busier (比較級), busiest (最上級)
3. 不規則な形容詞・副詞
- 一部の形容詞・副詞は不規則に変化します。
- 例:
- good → better (比較級), best (最上級)
- bad → worse (比較級), worst (最上級)
4. 例外
- 例外的に1音節の形容詞でも、
more
やmost
を使う場合があります。特に、形容詞が形容詞や副詞を兼ねる場合や、文学的な表現を強調したい場合です。 - 例:
- fun → more fun (比較級), most fun (最上級)
このように、音節数を基準にしながらも、特定のパターンや例外に注意して使い分けることがポイントです。
er, estとmore, most両方使える形容詞はありますか?
これはよくある質問です。
結論、er, estとmore, most両方使える形容詞はあります!詳しく見ていきましょう!
両方の形式(「-er/-est」と「more/most」)を使える形容詞はいくつかありますが、非常に限られています。以下にその例を挙げます。
- clever
- cleverer, cleverest
- more clever, most clever
- simple
- simpler, simplest
- more simple, most simple
- polite
- politer, politest
- more polite, most polite
- narrow
- narrower, narrowest
- more narrow, most narrow
- gentle
- gentler, gentlest
- more gentle, most gentle
これらの形容詞は、どちらの形式も文法的には正しいとされていますが、使用頻度や文脈によって、どちらがより一般的かが異なります。通常、短い形容詞(1~2音節)は「-er/-est」を使用し、3音節以上の形容詞や複雑な形容詞では「more/most」を使用しますが、例外として上記のような形容詞も存在します。
比較級・最上級の例外について
英語の形容詞には「-er/-est」を使うものと「more/most」を使うものがありますが、これらのルールにはいくつかの例外が存在します。
1. 二音節の形容詞
通常、二音節の形容詞は「more/most」を使いますが、一部の形容詞は「-er/-est」を使うことがあります。
- happy
- happier, happiest (一般的)
- more happy, most happy (あまり使われない)
- narrow
- narrower, narrowest
- more narrow, most narrow(どちらも使える)
2. 終わりが「-y」で終わる形容詞
「-y」で終わる二音節の形容詞は、「-er/-est」を使う傾向がありますが、例外もあります。
- easy
- easier, easiest (一般的)
- more easy, most easy (あまり使われない)
3. 一音節の形容詞
一音節の形容詞は通常「-er/-est」を使いますが、特定の文脈で「more/most」を使うことがあります。
- fun
- more fun, most fun (「funner」や「funnest」はあまり使われない)
4. 不規則な形容詞
いくつかの形容詞は、不規則な形で比較級や最上級を形成し、「-er/-est」や「more/most」を使いません。
- good
- better, best
- bad
- worse, worst
- far
- farther, farthest / further, furthest
5. 形容詞の意味や文脈に依存する例外
ある形容詞は、文脈や意味に応じて異なる形式をとることがあります。
- old(年齢の比較)
- older, oldest
- old(家族関係の年齢比較)
- elder, eldest
例外のまとめ
- 二音節の形容詞や「-y」で終わる形容詞が「-er/-est」を取る場合がある。
- 一部の一音節形容詞は「more/most」を使うことがある。
- 不規則な形容詞は特別な比較級や最上級を持つ。
- 意味や文脈によって使われる形式が変わることがある。
これらの例外を理解することで、より自然な英語の表現ができるようになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。比較級・最上級のよくある質問についてまとめてみました。是非、比較級・最上級の知識を深めて、英語力向上を目指してください。
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